八十八夜

立春から数えて88日目を「八十八夜」といい、2024年は5月1日(水)です。

この頃は春と夏の変わり目で、気候が暖かく穏やかに。

稲の種まき準備や茶摘みのシーズンになります。

「八十八夜に摘んだ新茶を飲むと病気にならない」という言い伝えも。 新茶は二番茶に比べて栄養も優れ、おいしさも格別です。

新茶の美味しい入れ方

1.茶葉を急須に入れる

茶葉の量は1人分3〜4g(茶匙なら1杯、ティースプーンなら軽く2杯程度)。他の煎茶よりも心持ち多めに入れたほうが、深い味わいが楽しめます。

2.70〜80℃の湯を注ぐ

一度沸騰させたお湯を70〜80℃に冷ますのがコツ。お湯を湯呑みに一旦注げば、自然に冷めて湯呑みも温められるので一石二鳥です。

3.蓋をして1分ほど待つ

急須に湯を注いだら、蓋をして1分ほど蒸らして。蒸らしすぎると苦味が出てしまうので注意してください。

4.最後の一滴までしっかり注ぐ

濃さが均一になるよう、各茶椀に少量ずつ注いでいきます。最後の一滴までしっかり注ぐと、2煎、3煎目までおいしくいただけます。